絶対ダメ‼︎やってはいけない薬剤師国家試験の3つの勉強法【薬学部】

ダメ 勉強法

6年生になって、いざ薬剤師国家試験の勉強をやろうと思っても、どう手をつけていいかわからないかもしれません。

私も最初はわかりませんでした。

そのため、いろいろな勉強法を試し、模索してきました

様々な失敗をしてきた結果、やらないほうがいい勉強法が見えてきました。

今回はそれをお伝えし、できるだけ効率よく勉強するための参考になればと思います。

薬学部のおすすめ参考書、教科書、問題集について記事を書きました。めちゃくちゃ多くなってしまいました。よろしければ是非お読みください。

気軽に見られる薬学生オススメ漫画・書籍はこちらに記事を書きました。息抜きやモチベーションアップの参考になれば幸いです。

やるべき勉強法を挙げない理由

やるべき勉強法を挙げない理由としては、人によって知識を覚える過程が違うからです。

実際、自分が見た中でも様々な勉強法で合格している人がいました。

参考書をただ見ているだけで合格している人もいれば、とにかくいろいろな問題集をあさって問題を解きまくっている人も合格していました。

合格するための勉強法は様々あると思います。

そのため、この勉強法がいいと言うのは、一概には決められないため、今回は割愛させていただきたいと思います。

自分に合った勉強法が一番‼︎

今後、私のような暗記が苦手な人間が行った勉強法について説明することが多くなると思いますが、万人に向けたやるべき勉強法というものではないため参考程度に拝見ください。

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逆に、勉強法を模索しているうちに、「この勉強法は効率が悪いのではないか」といったものや、「これを真似して勉強したら受からないだろうな」というような勉強法が大学や先輩など周りから勧められることがありました

そういった場合の例を挙げますので、自分に本当にその勉強が合ってるのか考えてもらえたらと思います。

やってはいけない勉強法

①6年生の間、ただただ過去問をやり続ける

まず、薬学生なら必ず一度は勉強法としておすすめされるであろうものとして、「過去問を反復して行う」と言うことがあります。

この勉強法はある意味正しいです。

基本的に国家試験の問題は、過去問がベースです。

実際に過去問と同じような問題や過去に選択肢だったものが答えと問題なども出ています。

また、全国にある薬学部にとって共通したテキストというのが過去問しかありません

大学によって教授の教え方は違うし、お勧めされる予備校などによって参考書や問題集も異なってきます。

そういった状況で、過去問だけは全国の薬学生が勉強しているテキストとなります。

みんなが正解している問題を落とないためにも、過去問を使った勉強が重要となってきます。

では、なぜこの勉強法がダメなのでしょうか?

それは、過去問の取り組み方が問題なのです。

私がやめた方がいいと思った勉強法としては、

「6年生の1年を通して国試本番までずっと過去問のみを解く」という勉強法です。

私も6年生になって、最初の時期は過去問だけをとにかく解けば受かると思っていました

周りも過去問さえ解いておけば受かると言う風潮が広まっていました。

しかし、8月を過ぎたあたりで、この勉強法では自分は絶対合格できないなと気づきました

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その理由としては、大体過去の国家試験問題を覚えてしまうからです。

何回か過去問を解くと、詳しい理由や解き方がわからなくても、選択肢を見ただけで大体これだろうと言う答えを覚えてしまいます

本番の国試や模試の問題には、過去問とほぼ同じなのに、一部の文章を変えただけで全然違う答えになるという嫌な問題が出ることがあります。

そういった時、反射的に覚えてしまっているこの勉強法だと、まんまと騙されてしまいます。

しかし、この勉強法は一度始めたら抜け出しにくいです。

その理由としては、確実に点数が上がっていくという実感があるからです。

何回も同じ問題を解いていれば、自然と点数も上がります

そうすると、勉強しているときに、自分は成長しているという実感を持つことができます

実際にきちんと解き方や理屈などを自分のものとしている人は大丈夫です。

しかし、私は選択肢を見て答えが分かる問題は、解き方がぼんやりしていても、大体これでいいだろうとしてしまい、結局、問題の解き方をきちんと理解していないまま、正解としてしまっていました

中途半端に正解としているため、自信だけはついてしまいます

成長していると誤解してしまう‼︎

結局、模擬試験で類似問題が出ても解き方をきちんと理解していないため、わからないと言うことが何回も起きていました。

そのため、この勉強法を辞めることにしました。

また、この勉強法の厄介なところは「多くの人が勧めてくる」という点にもあります。

特に自分の体感では大学の教員実習先の薬剤師など4年制だった頃に国家試験を受けた人からのアドバイスが多かったです。

おそらく4年制の頃の国家試験では、過去問を繰り返し解くだけで合格した人が多かったのだと思います。

しかし、今の国家試験はカリキュラムの改訂などにより、発展したものや問題ごとに関連したものが多く、一問一答形式よりも、そもそも医療の根本がわかっているかというものが大切になっていると思います。

今の国家試験は過去問だけじゃ通用しない‼︎

そのため、6年生の1年間、ただただ過去問をやるということはせず、根本を理解できるように参考書を見たり、多くの予想問題にガンガン触れ、さまざまなパターンに慣れておくなどの対策が必要だと思いました。

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②勉強量や勉強時間を意識しすぎる

薬剤師国家試験にかかわらず、試験前になると必ずと言っていいほど「問題集を全て終わらせた」「12時間勉強した」など膨大な勉強量や長時間を自慢する人が出てきます

(逆に、全く勉強していなくて点数良かったなどポテンシャルをアピールする人も出てくると思いますが)

普段はそういう話を受け流していても、国家試験が近づいたピリピリした状況だと、真に受けて不安になってしまう可能性があります

私も多かれ少なかれそういった体験をしました。

絶対嘘だとわかってても気にしちゃう‼︎

しかし、大切なのは勉強の量や時間ではなく、質なのは言うまでもありません

いくら問題集を終わらせても、それが頭に入っていなかったら意味がありませんし、長時間勉強したといっても、その大半が集中していなければただの時間の無駄です。

自分に合った時間の長さ、自分の集中できる環境を大切にしていくことが大切だと思います。

どうしても気になってしまう人は、そういったことを言う人や環境から距離を置いたり、卒業に必要な日以外は大学に行かないなどをするといいと思います。

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③他人に勉強を管理される

私立などに多いですが、やたらと学生を管理したがる教員がいます。

勉強時間であったり、勉強場所、勉強方法、参考書などをがっちり指定してきて、それをやらせようとしてきます。

そのような勉強法には注意が必要です。

その人にはその人なりにノウハウがあるのかもしれませんが、それがすべての人に当てはまるとは限りません

というかほとんどの人に当てはまらないと思います。

私も、そういう人に勉強法を強制させられた時期がありました

週に6回、朝5時に起きて自習、朝8時からは学校の自習室で勉強しなさい。

参考書はこれを使い、指定の問題集を3回以上は解きなさい。

など詳しい指定がありました。

しかも、たちが悪いことに出席を管理していました。

やらなかった人には、後でなぜやらなかったのか理由を聞かれ、「国家試験に合格する気がほんとにあるのか」など必要以上に迫られ、ネチネチ嫌味を言われます

立場を使ってやりたい放題‼︎

私は嫌味で時間を取られるのがいやだったため、最初は出ていました。

しかし、このサイクルは全てが自分には合っていないとわかりました

まず、毎日同じ時間に勉強するところが合いませんでした

私は疲れやすい体質のため、その日によって疲れ度が変わってきます

疲れがなく、長時間集中できる日もあれば、前日の疲れが残っていて、疲れを取ってからでないと集中できない時もあります。

また、私は夜型のため、朝早くから勉強するのが大変でした。

その教授は国家試験に合わせて朝方にするべきと言い、朝早くからの勉強を進めていました

確かに国家試験に向けてリズムをつける必要はあるかもしれませんが、リズムをつけるのは国家試験2週間前で余裕です。

その教授の場合は、6年生になった4月からそのリズムをつけろと言ってきました。

しかし、それは夜型の人間にとっては、集中できない時間帯に勉強させられると言う、なかなか厳しいものがあります。

指定の参考書や問題集も自分に合いませんでした。

私は、解説の部分を特に重要視して問題集を選ぶため、自分にあった解説をしてくれる出版社でないとダメだと感じました。

こういったこともあり、開始して2週間程度でこの勉強を止めました。

やめてからは、教授がしつこく「なぜこの勉強法をやらないんだ」と言ってきました。

私は、その都度テキトーな理由をつけてごまかしていると、そのうち、諦めたのか言ってくるのを止めました。

私は早々にこの勉強法を切ったため、あまり被害がありませんでしたが、最後までこの勉強法をやっている人もいました

勉強法が合ってなかったのか、やり続けた人の国家試験の合格率を低かったです。

しかし、教授は何の責任も取りません

そのため、他人に勉強を管理されず、自分に合うと思った勉強法をやるのが1番だと思います。

最終的には6年間頑張ってきた自分を信じよう

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